当サイトの記事は編集部がルノルマンカードの一般的な意味と読み方を調べて独自に執筆しています。カードの解釈は流派や解説者によって違うことがあります。
ルノルマンカードを並べたら、1枚だけ上下が逆さまに出ていて『これって悪い意味になるの?』と手が止まっていませんか。タロットに慣れている方ほど、気になってしまいますよね。
結論から言うと、ルノルマンでは逆位置を使わないのが一般的です。逆さまに出たら向きを直して、そのままの意味で読んで大丈夫です。この記事を読めば、逆位置を使わない理由と、代わりに何を見て読めばいいかが分かります。
ルノルマンに逆位置はある?
ルノルマンでは、カードの上下が逆さまに出ても意味を変えないのが一般的です。向きを読む人もいますが少数派なので、初心者のうちは気にしなくてかまいません。
逆位置とは、カードが上下逆さまに出た状態のことです。タロットでは、正位置と逆位置で意味を読み分けることが多いですよね。
一方、ルノルマンには「逆位置の意味」がもともと用意されていないと考える人が多いんです。36枚それぞれの意味は1つで、それを周りのカードとの組み合わせで読んでいきます。
| 項目 | ルノルマン | タロット |
|---|---|---|
| 逆位置 | 使わないのが一般的 | 使うことが多い |
| 逆さまに出たら | 向きを直してそのままの意味で読む | 逆位置の意味で読むことが多い |
| 意味の強弱のつけ方 | 周りのカードとの組み合わせ | カードの向き(正位置・逆位置) |
| 向きで読むもの | 人物などの顔の向き(視線の先) | カード全体の上下 |

タロットに慣れている人が戸惑いやすいところ
タロットから始めた方は、逆さまのカードを見るとつい「意味が反対になる」と考えてしまいますよね。ルノルマンでは、その考え方をいったん脇に置いておくのがコツです。
代わりに気にしたいのは、隣に何のカードがあるかです。「このカードは何を説明しているか」「どのカードに説明されているか」を見ると、ルノルマンらしい読み方に早く慣れていきます。
2つのカードのほかの違いは、ルノルマンとタロットの違いでくわしく紹介しています。
ルノルマンが逆位置を使わない理由
- 2枚以上を組み合わせて、文章のように読むカードだから
- カードごとに良い・中立・注意の傾向があり、周りのカードで強弱がつくから
- 絵の意味が具体的で、向きを変えなくても読み分けられるから
ルノルマンが逆位置を使わない理由は、はっきり決まっているわけではありません。ただ、ルノルマンの読み方の仕組みを見ると、逆位置がなくても困らないことが分かります。
組み合わせで意味が変わるから
ルノルマンは、左のカードを主語、右のカードを説明として読むのが基本です。同じカードでも、隣に何が来るかで意味がどんどん変わります。
例えば指輪は「約束」のカードです。右に太陽が来れば「うまくいく約束」、右に雲が来れば「先の見えない約束」と読めます。逆位置を使わなくても、意味にちゃんと幅が出るんです。
周りのカードで良い・悪いの強さが変わるから
ルノルマンでは、注意カードの近くにある良いカードは意味が弱まり、良いカードが続くと良い意味が強まると読みます。タロットの逆位置がしている「意味を弱める・ゆがめる」役目を、周りのカードが受け持っているイメージです。
『じゃあ、逆さまの向きは何の意味もないの?』と思うかもしれませんね。一般的な読み方では、そう考えて大丈夫です。
基本の読み方はルノルマンカードの占い方・やり方で紹介しています。
逆さまに出たカードの扱い方
- 逆さまのカードを、正しい向きに直す
- ほかのカードと同じように、基本の意味で読む
- 隣のカードとつなげて、1つの文にする
カードを並べると、シャッフルの具合でどうしても逆さまのカードが混ざります。でも慌てなくて大丈夫です。向きを直して、ほかのカードと同じように読めばいいんです。
シャッフルの前に向きをそろえておく
逆さまのカードが気になる方は、シャッフルの前に全部のカードの向きをそろえておくのがおすすめです。テーブルの上でくるくる混ぜると向きがばらばらになりやすいので、トランプのように手で切る混ぜ方にすると向きが崩れにくくなります。
もちろん、混ぜ方に決まった作法はありません。どの混ぜ方でも、出たカードの向きを直して読めば同じことです。
36枚並べる時も1枚ずつ直していく
36枚すべてを並べるグランタブローでは、逆さまのカードがいくつも混ざることがあります。並べながら1枚ずつ向きを直していけば、読み始める時にはすっきりそろいます。
『こんなに逆さまが多いのは、何かのサイン?』と考えたくなるかもしれません。でも、逆さまの枚数は混ぜ方しだいで変わるので、意味として読まなくて大丈夫です。
飛び出したカードも同じように読む
シャッフル中に飛び出したカードが逆さまだった、ということもありますよね。そのカードを読む場合も、向きを直して基本の意味で読めば大丈夫です。
飛び出したカードを「今日のメッセージ」として読むか、山に戻すかは人によって違います。どちらにするかは、毎回同じルールにしておくと迷いません。
質問:今の仕事を続けるか迷っています。どう考えるといい?
出たカード:逆さまの棺+コウノトリ
読み方:棺の向きを直して、いつもの「区切り」の意味で読みます。ひとつの区切りのあとに良い変化が来る流れなので、終わらせ方を考えながら次の準備を始めるとよさそうです。
注意カードが逆さまに出ると、『もっと悪い意味になるの?』と心配になる方もいます。でも、ルノルマンでは逆さまだから悪さが増す、とは読みません。
逆位置の代わりに見る「向き」と「並び」
ルノルマンで「向き」といえば、カードの上下ではなく人物などの顔がどちらを向いているかのことです。もう1つ、左右の並び順も読み方を大きく変えます。
ルノルマンには逆位置がない代わりに、カードの「位置関係」を読む方法がたくさんあります。逆位置が気になっていた方は、こちらに目を向けてみてください。

| 見るところ | 読み方の目安 |
|---|---|
| 顔の向き(視線の先) | その人が見ている・向かっている物事 |
| 顔の向きの反対側(背中側) | 過去や、今は見ていないこと |
| 左右の並び順 | 左が主語、右が説明。順番が変わると意味も変わる |
| 隣にあるカード | 意味の強弱や、良い・悪いの方向 |
| グランタブローでの距離 | 近いほど影響が強く、遠いほど小さい |
紳士と淑女の顔の向き
人物カードの紳士と淑女は、顔の向きがよく読まれます。向き合っていれば気持ちが向いている、背中合わせならすれ違い、と読むことが多いです。
どちらを向いて描かれているかは、デッキによって違います。お手持ちのカードの絵を一度確かめておきましょう。向きの読み方は紳士と淑女の位置の読み方でくわしく紹介しています。
左右を入れかえると意味が変わる
ルノルマンでは、2枚の順番を入れかえるだけで意味が変わります。例えば「指輪+棺」は約束が終わる、「棺+指輪」は終わりがくり返される、と読み分けます。
隣のカードで強弱を読む
意味の強さは、隣のカードで見ていきます。例えば良いカードの太陽でも、すぐ隣に山があれば「うまくいくけれど、少し時間がかかる」と控えめに読めます。
質問:始めたばかりの習い事は続けられそう?
出たカード:子供+太陽+山
読み方:小さな始まりの子供に、成功の太陽が続く明るい流れです。ただ右に山があるので、途中で一度足踏みしそうです。ペースを落としてでも続けると、やがて壁を越えられそうです。
タロットの逆位置で意味を変えていた感覚は、ルノルマンではこの「並びの順番」に近いかもしれません。組み合わせのコツはルノルマンの組み合わせの読み方でまとめています。
それでも逆位置を使いたい時は
引いてから「このカードは逆位置で読もう」と決めることです。都合のいい答えを探してしまい、読み方がぶれやすくなります。使うかどうかは、引く前に決めておきましょう。
ルノルマンで逆位置を使う人は少数派ですが、使ってはいけないという決まりもありません。タロットに慣れていて『向きも読みたい』と感じる方もいるはずです。
その場合は、自分なりのルールを決めて、毎回同じように使うのが大切です。例えば「逆さまのカードは、その意味を少し控えめに受け取る」と決めておく形です。
- 逆位置を使うのは、どの並べ方の時か
- 逆さまのカードを、どう読むか(弱める・遅れるなど)
- 人物カードの顔の向きと、どちらを優先するか
- 決めたルールを、毎回変えずに使うこと
ただ、当サイトの記事では、逆位置を使わない一般的な読み方でカードの意味を紹介しています。迷ったら、まずは向きを直して読む方法から始めてみてください。
デッキ選びで向きが気になる時
カードの裏面の絵が上下対称でないと、並べる前から向きが分かってしまうことがあります。逆さまのカードがどうしても気になる方は、デッキを選ぶ時に裏面のデザインも見ておくと安心です。
また、人物カードの向きを読みたい方は、紳士と淑女がどちらを向いて描かれているかもチェックしておきましょう。向き合うように並べやすい絵柄だと、顔の向きの読み方を練習しやすくなります。
デッキの選び方はルノルマンカードの選び方で紹介しています。
逆さまに出た時の読み方の例
ここでは、逆さまのカードが混ざった時の読み方を、例で見ていきます。どれも、向きを直して基本の意味で読んでいるところに注目してみてください。
質問:気になる人との距離は縮まる?
出たカード:鳥+逆さまのハート+指輪
読み方:ハートの向きを直して、いつもの「好意」で読みます。会話の鳥から始まり、好意を経て約束の指輪へ進む流れなので、やりとりを重ねるうちに関係が深まりそうです。
質問:今週の仕事で意識したいことは?
出たカード:逆さまの狐
読み方:向きを直して、いつもの狐の意味で読みます。仕事のカードでもある狐なので、話をうのみにせず、条件や数字を自分の目で確かめながら進めると安心です。
質問:最近そっけない友人との関係は?
出たカード:逆さまの雲+犬
読み方:雲の向きを直して「迷い・一時的な不安」として読みます。右に信頼の犬が来ているので、相手は迷っているだけで、あなたを大事に思う気持ちは変わっていないと読めます。
| 逆さまに出たカード | 逆位置で読みたくなる例 | ルノルマンでの読み方 |
|---|---|---|
| ハート | 好意がない | 好意。隣のカードで強弱を見る |
| 太陽 | うまくいかない | 成功・明るさ。基本の意味のまま |
| 棺 | もっと悪い終わり | 区切り。次の始まりの準備 |
| 雲 | 迷いが深まる | 一時的な迷い。やがて晴れる |
36枚それぞれの意味は、ルノルマンカードの意味一覧で確かめられます。
ルノルマンカード.com
今のあなたへの1枚|無料ルノルマン占い
36枚のカードから1枚を引いて、意味と読み方を表示します。今日のヒントや、記事で読んだ意味の確認にどうぞ。
無料無料で1枚引いてみる※カードは端末内でランダムに選ばれ、入力内容は送信されません。
カードが手元にない時は、無料のルノルマン1枚引き占いで、向きを気にせず1枚の意味を読む練習もできますよ。
よくある質問
ルノルマンに逆位置はありますか?
ルノルマンでは、逆位置を使わないのが一般的です。逆さまに出たら向きを直して、基本の意味で読みます。
逆さまに出たカードは悪い意味になりますか?
一般的な読み方では、悪い意味にはなりません。良い・悪いの強さは、向きではなく隣のカードとの組み合わせで読みます。
ルノルマンで「向き」を読むと聞きましたが、逆位置とは違うのですか?
違います。ルノルマンで読む向きは、紳士や淑女などの顔がどちらを向いているかのことです。視線の先がその人の見ている物事、背中側が過去や見ていないことと読みます。
1枚引きで逆さまに出た時はどう読みますか?
1枚引きでも、向きを直して基本の意味で読みます。1枚だけだと強弱をつけにくいので、良い・中立・注意の傾向を見て、行動のヒントとして受け取ってみてください。
逆位置を使って読んでもいいですか?
使ってはいけないという決まりはありません。使う場合は、引く前にどう読むかのルールを決めて、毎回同じように使いましょう。
タロットの癖で、つい逆位置で読んでしまいます。どうすればいいですか?
シャッフルの前にカードの向きをそろえておくと、逆さまのカードが出にくくなります。逆さまに出ても向きを直してから読む、と習慣にすると慣れていきますよ。
まとめ
- ルノルマンでは逆位置を使わないのが一般的で、向きを読む人は少数派
- 逆さまに出たら向きを直して、基本の意味で読む
- 意味の強弱は、隣のカードとの組み合わせでつける
- ルノルマンで読む「向き」は、人物などの顔の向きと左右の並び
- 逆位置を使いたい時は、引く前にルールを決めて毎回同じように使う





コメント