ルノルマンカードとは?意味・歴史・できることをやさしく紹介

ルノルマンカードとは何かを紹介するアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がルノルマンカードの一般的な意味と読み方を調べて独自に執筆しています。カードの解釈は流派や解説者によって違うことがあります。

SNSや占いの話題で「ルノルマン」という言葉を見かけて、どんな占いなのか気になっていませんか。タロットとは何が違うのかも、ちょっと分かりにくいですよね。

結論から言うと、ルノルマンは36枚の身近な絵柄のカードを、2枚以上組み合わせて文章のように読むカード占いです。この記事を読めば、ルノルマン占いで何ができて、どう始めればいいのかがひと通り分かります。

目次

ルノルマンとは?36枚で占うカード占い

一言でいうと

ルノルマンカードは、騎士・船・家などのなじみやすい絵が描かれた36枚で占うカード占いです。カードを並べて組み合わせ、具体的な出来事や近い未来を読み取ります。

ルノルマンは、ルノルマンカードを使った占いのことを指します。「ルノルマン占い」「ルノルマンカード占い」と呼ばれることも多いです。

カードには1から36までの番号と、身近なモチーフの絵が描かれています。多くのデッキでは、カードの隅にトランプのマークも小さく入っているんです。

項目ルノルマンカードの基本
枚数36枚(プチ・ルノルマン)
絵柄騎士・クローバー・船・家など身近なモチーフ
番号1番の騎士から36番の十字架まで
トランプ多くのデッキで隅に小さく入っている(例: 騎士=ハートの9)
読み方2枚以上を組み合わせて文章のように読む
逆位置使わないのが一般的

『カード占いって、なんだか難しそう…』と感じる方も多いはずです。ただ、ルノルマンは絵の意味がとても具体的なので、初めてでも入りやすい占いなんです。

例えば、手紙のカードなら「連絡・メッセージ」、家のカードなら「家庭・安定」というように、絵を見ればおおよその意味が想像できます。

ルノルマンという名前の由来と歴史

名前は、19世紀初めのフランスで有名だった占い師、マドモアゼル・ルノルマン(マリー・アンヌ・ルノルマン)に由来するとされています。

ただ、彼女自身がこの36枚を使っていたかは、はっきりしていません。亡くなった後に、その名前を付けてカードが出版されたと言われているんです。

カードの原型は、18世紀末のドイツで作られたカードゲームだという説が知られています。「希望のゲーム」と呼ばれる遊びで、そこから占いのカードとして広まっていったとされます。

歴史の話は「諸説あり」で楽しむ

ルノルマンの成り立ちには、はっきりしない部分も多くあります。占い方を覚えるうえでは、「人の名前が付いた36枚のカード」くらいに知っておけば十分ですよ。

プチ・ルノルマンとグラン・ジュの違い

ルノルマンカードには、実は2つの種類があります。ふつう「ルノルマンカード」と言えば、36枚の「プチ・ルノルマン」のことです。

もう一つは、54枚の大判のカードで「グラン・ジュ」と呼ばれます。こちらは別の仕組みのカードなので、当サイトではすべて36枚のプチ・ルノルマンを前提に紹介していきますね。

ルノルマン占いの4つの特徴

ルノルマン占いには、ほかのカード占いにはない特徴がいくつかあります。ここを押さえておくと、読み方の考え方がぐっと分かりやすくなるんです。

特徴どういうことか占いでの使いどころ
絵の意味が具体的騎士は知らせ、手紙はメッセージなど身近なイメージ意味を覚えやすい
組み合わせて読む2枚以上を並べて1つの文にする状況を細かく読める
逆位置を使わないカードの向きで意味を変えないのが一般的初心者が迷いにくい
現実の出来事に強い連絡・移動・お金など具体的なことを読む近い未来の流れを見る

絵を見れば意味がイメージしやすい

ルノルマンのカードは、船・家・木・犬など、日常で目にするものばかりです。船なら「移動や遠く」、犬なら「信頼できる友人」と、絵からそのまま意味をイメージできます。

覚える量も36枚なので、最初から全部を暗記しなくても大丈夫です。引くたびに意味を調べていくうちに、自然と頭に入っていきますよ。

2枚以上を組み合わせて文章のように読む

ここが大事なところです。ルノルマンは1枚ずつの意味を深く読むより、2枚以上をつなげて文章のように読むのが基本なんです。

組み合わせは、左のカードを主語、右のカードを説明として読むのが一般的です。例えば「手紙+ハート」なら「愛情のこもったメッセージ」というように読みます。

ルノルマンは2枚を主語と説明で読む図

同じ2枚でも、並べる順番が変わると読み方も変わります。ただ、流派によっては逆の順や、両方向から読む人もいるので、まずは自分が使う読み方を1つ決めておきましょう。

3枚以上並べた時の読み方

3枚以上並べる時も、考え方は同じです。左から順に、1つの文をつないでいくように読んでいきます。

例えば「騎士+手紙+ハート」なら、「知らせが来る」「メッセージで」「愛情のこもった」とつなげて、「好意のこもった連絡が届く」と読めます。並べ方の種類はルノルマンのスプレッド一覧で紹介しています。

逆位置は使わないのが一般的

タロットでは、カードの上下が逆さまに出ると意味が変わる「逆位置」があります。ルノルマンでは、この逆位置を使わないのが一般的です。

『逆さまに出たら、悪い意味になるの?』と心配になりますよね。基本的には向きを直して、そのままの意味で読んで大丈夫です。

向きの扱いはルノルマンに逆位置はある?でくわしく紹介しています。

現実的で具体的な出来事を読むのが得意

ルノルマンは、連絡が来るか、どこへ移動するか、お金の流れはどうか、といった現実的なことを読むのが得意です。「近いうちに何が起きそうか」を知りたい時に向いています。

反対に、自分の心の奥をじっくり見つめたい時は、ほかのカード占いのほうが合う場面もあるんです。

ルノルマン占いが向いている人

4つの特徴をふまえると、ルノルマン占いは次のような方に向いています。1つでも当てはまるなら、気軽に試してみる価値はありますよ。

こんな方におすすめ
  • 占いの答えを、はっきりした言葉で受け取りたい
  • 覚えるカードの枚数は少なめがいい
  • 連絡や予定など、身近な出来事の流れを知りたい
  • 恋愛で、相手との距離や向きを読んでみたい

反対に、1枚のカードからじっくりイメージをふくらませたい方は、タロットやオラクルカードも合わせて試してみると楽しいはずです。

36枚のカードの意味と良い・注意の傾向

36枚のカードには、それぞれ良い・注意・中立の傾向があります。占いの結果を読む時の、大まかな目安として使われているんです。

ルノルマンカード36枚と意味の傾向の図
傾向主なカード読み方の目安
良いカードクローバー・家・花束・星・コウノトリ・犬・ハート・指輪・百合・太陽・月・鍵・魚・錨うれしい出来事や前向きな流れ
注意カード雲・蛇・棺・鎌・鞭・狐・山・ネズミ・十字架見直しや区切り、慎重さが必要なサイン
中立のカード騎士・船・木・鳥・子供・熊・塔・庭園・道・本・手紙周りのカードで良くも悪くもなる
人物カード紳士・淑女相談者本人や相手を表す

注意カードと聞くと、少しこわく感じるかもしれません。ただ、注意カードは「悪いことが起きる」という意味ではないんです。

例えば、棺は「区切り」、山は「今は少し遠回りの時期」というように、見直しのタイミングを教えてくれるカードとして読むことが多いです。

注意カードが出ても怖がらなくて大丈夫

注意カードは、立ち止まって考えるヒントです。良いカードの近くに出れば意味がやわらぎますし、どう動けばいいかのアドバイスとしても読めます。

相談者を表す紳士と淑女のカード

36枚の中には、人物を表す紳士(28番)と淑女(29番)のカードがあります。男性が占うなら紳士、女性が占うなら淑女が「自分」を表すのが基本です。

相談者が女性なら、紳士のカードが恋人や気になる相手になります。恋愛占いで、2人の距離や向きを読む時に大活躍するカードなんです。

トランプのマークは何に使う?

多くのデッキでは、カードの隅にトランプのマークが入っています。例えば、騎士はハートの9、蛇はクラブのクイーンです。

このマークは、人物の特徴を読む時や、トランプの占いと組み合わせて読む時のヒントとして使う人もいます。ただ、使わなくてもルノルマン占いは十分にできるので、最初は気にしなくて大丈夫です。

36枚の意味は一覧で確かめよう

それぞれのカードの意味やキーワードは、ルノルマンカードの意味一覧にまとめています。引いたカードの意味を、その場で確かめたい時に使ってみてください。

カード1枚ずつの記事では、恋愛・仕事・相手の気持ちでの読み方や、よく出る組み合わせも紹介しています。

ルノルマン占いで分かること・得意な質問

ルノルマン占いは、恋愛・仕事・人間関係など、幅広いテーマを占えます。中でも得意なのは「これからどうなる?」という具体的な質問です。

占いたいことルノルマンで読みやすいこと質問の例
恋愛相手の気持ち、連絡が来るか、関係の流れ彼から連絡は来る?
仕事職場の流れ、新しい話、転職のタイミング今の仕事の流れはどうなる?
人間関係周りの人の思惑、信頼できる人職場で気をつけることは?
お金お金の流れ、出費の傾向今月のお金の流れは?
今日の運勢今日のメッセージ、一言アドバイス今日はどんな日?

『どんな質問をすればいいか分からない』という方は、「〇〇はどうなるか」「〇〇のために何をすればいいか」の形で聞いてみてください。

具体的な質問ほど、カードの答えも読みやすくなりますよ。

ルノルマン占いの読み方の例

実際に、カードをどう読むのかを見てみましょう。どれも左のカードを主語、右のカードを説明として読んでいます。

読み方の例

質問:気になる人から連絡は来る?
出たカード:騎士+手紙
読み方:知らせを運ぶ騎士と、メッセージの手紙が並びました。近いうちに、相手から連絡が届く流れと読めます。

読み方の例

質問:今の職場で、これからどうなる?
出たカード:狐+コウノトリ
読み方:仕事を表す狐に、良い変化のコウノトリが続いています。職場の環境が、少しずつ良い方へ変わっていくサインです。

読み方の例

質問:最近ぎくしゃくしている友人との関係は?
出たカード:犬+雲
読み方:信頼できる友人に、迷いの雲がかかっている状態です。相手もどう接すればいいか迷っているので、少し時間を置いてみましょう。

読み方の例

質問:今月のお金の流れはどう?
出たカード:魚+ネズミ
読み方:お金を表す魚が、少しずつ減っていくネズミと並びました。細かい出費が積み重なりやすいので、小さな支払いを見直してみてください。

読み方の例

質問:今日はどんな一日になる?
出たカード:太陽
読み方:1枚引きなので、カード単体の意味で読みます。明るく前向きに過ごせる日なので、迷っていたことに手を付けてみるのもおすすめです。

いかがでしょうか。2枚の意味をつなげるだけで、ぐっと具体的な答えになりますよね。

質問の立て方で答えの読みやすさが変わる

ルノルマンは具体的なカードなので、質問もできるだけ具体的にするのがコツです。ぼんやりした質問だと、出たカードをどの場面に当てはめればいいか迷ってしまうんです。

読みにくい質問読みやすい質問
恋愛運はどう?今月、気になる人との距離は縮まる?
仕事はうまくいく?来週の打ち合わせはどう進む?
将来はどうなる?この3か月で意識したいことは?
あの人ってどんな人?あの人は今、私をどう思っている?

「いつまでに」「誰との」「何について」のどれか1つを足すだけでも、答えがぐっと読みやすくなります。質問はメモに書いてから引くと、あとで振り返る時にも役立ちますよ。

恋愛占いとの相性がいい理由

ルノルマンは、恋愛占いでとてもよく使われています。紳士と淑女のカードで「自分」と「相手」を置けるので、2人の距離や向きまで読めるからなんです。

例えば、淑女と紳士が近くに出れば気持ちが近い、間に山があれば何かが2人の間をさえぎっている、というように読みます。恋愛でのくわしい読み方はルノルマンで恋愛占いで紹介しています。

「いつ頃?」「YESかNOか」も読める

ルノルマンでは、カードに「速い・遅い」の傾向を持たせて時期を読む方法があります。例えば、騎士や鳥は動きが速く、木や山は時間がかかると読むイメージです。

YESかNOかを知りたい時は、良いカードならYES、注意カードならNO、中立なら条件付きと読むのが一般的です。くわしくはルノルマンで時期を読む方法やルノルマンのイエスノー占いで紹介しています。

苦手なこと・占わないほうがいいこと

ルノルマンに限らず、占いは「自分を見つめるヒント」として楽しむものです。健康のこと、生死、お金の投資、法律のトラブルなどは、カードで決めずに専門家に相談してくださいね。

また、同じ質問を1日に何度も引き直すのはやめておきましょう。答えがぶれて、かえって迷ってしまうんです。

タロットやオラクルカードとの違い

『タロットとルノルマンって、何が違うの?』というのは、とてもよく聞かれる質問です。どちらもカード占いですが、枚数も読み方もかなり違います。

ルノルマン
  • 36枚で、身近な絵柄のカード
  • 2枚以上を組み合わせて文章のように読む
  • 逆位置は使わないのが一般的
  • 具体的な出来事や近い未来を読むのが得意
タロット
  • 78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
  • 1枚ずつの象徴を深く読む
  • 逆位置を使うことが多い
  • 心の内面や深い意味を読むのが得意

オラクルカードは、デッキごとに枚数もテーマも自由なカードです。カードからメッセージを受け取る使い方が多く、励ましや気づきを得たい時に向いています。

「どれが当たるか」は、占い方や質問、読む人によって変わります。優劣ではなく、知りたいことに合わせて選ぶのがいちばんです。

タロットとルノルマンを使い分ける人も

実は、タロットとルノルマンの両方を使う人も少なくありません。例えば、タロットで気持ちの奥を見て、ルノルマンでこれからの出来事を見る、という使い分けです。

『どちらか1つに決めないといけない?』と迷う必要はないんです。まずは1つに慣れて、物足りなくなったらもう1つを足してみてください。

くわしい比べ方はルノルマンとタロット・オラクルカードの違いで紹介しています。

ルノルマンカード占いの始め方

ここまで読んで、『自分でも占ってみたい』と思った方もいるはずです。ルノルマンは、カードがあればすぐに始められますよ。

ルノルマン占いを始める5ステップ
  1. 36枚のルノルマンカードを用意する
  2. 占いたいことを1つ、具体的な質問にする
  3. カードをよく混ぜて、1枚から3枚ほど引く
  4. 左のカードを主語、右のカードを説明として読む
  5. 結果をメモして、あとで振り返る

カード(デッキ)の選び方

ルノルマンカードは、いろいろな絵柄のデッキが出ています。最初の1組は、絵がはっきりしていて、番号とカード名が読みやすいものを選ぶと安心です。

トランプのマークが入っているデッキなら、人物やタイミングを読む時のヒントにもなります。選び方のポイントはルノルマンカードの選び方にまとめています。

最初は1枚引きと2枚引きから

最初から36枚を全部並べる必要はありません。まずは1枚引きで今日のメッセージを受け取り、慣れてきたら2枚引きで組み合わせの練習をしてみましょう。

段階枚数練習できること
はじめて1枚カード単体の意味を覚える
慣れてきたら2枚主語+説明の組み合わせ
少し慣れたら3枚・5枚流れを1つの文として読む
上級9枚・36枚相手の気持ちや全体の状況

カードの混ぜ方や並べ方、読む順番はルノルマンカードの占い方・やり方でくわしく紹介しています。

占う前の準備とマナー

ルノルマン占いには、決まった儀式はありません。それでも、落ち着いて占うための小さな準備をしておくと、カードの答えに集中しやすくなります。

占う前にしておきたいこと
  • 静かで落ち着ける場所を選ぶ
  • 質問を1つに絞って、メモに書いておく
  • カードをよく混ぜながら、質問を心の中でくり返す
  • 同じ質問は、1日に何度も引き直さない

結果が思ったものと違っても、すぐに引き直さないのがポイントです。『このカードは何を伝えたいのかな』と、少し時間をかけて考えてみてくださいね。

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よくある質問

ルノルマンとは何ですか?

36枚のカードを使い、2枚以上を組み合わせて文章のように読むカード占いです。名前は、19世紀初めのフランスで有名だった占い師に由来するとされています。

ルノルマン占いは当たりますか?

当たり方は、質問の立て方や読む人によって変わります。ルノルマンは具体的な出来事を読むのが得意なので、「これからどうなる?」という質問と相性がいいです。

ルノルマンとタロットはどちらが初心者向けですか?

ルノルマンは36枚で絵の意味が具体的なので、覚えやすさでは入りやすい占いです。ただ、組み合わせて読むコツに少し慣れが必要です。

ルノルマンカードは何枚ですか?

一般的なプチ・ルノルマンは36枚です。54枚のグラン・ジュと呼ばれる別のカードもありますが、ふつうルノルマンカードと言えば36枚のものを指します。

注意カードが出たら悪いことが起きますか?

悪いことが起きると決まるわけではありません。見直しや区切りのタイミングを教えてくれるカードとして、前向きに読んでみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ルノルマンは36枚のカードを組み合わせて読むカード占い
  • 名前はフランスの占い師に由来するとされ、原型はドイツのカードゲームという説がある
  • 左のカードを主語、右のカードを説明として読むのが基本
  • 逆位置は使わないのが一般的で、具体的な出来事を読むのが得意
  • まずは1枚引きと2枚引きから始めるのがおすすめ
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ルノルマンカード.com 編集部

ルノルマンカード36枚の意味・組み合わせ・スプレッドを、読み方の例つきでやさしく整理している情報サイトです。 公式サイト

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